かつお節の製造工程とは?

query_builder 2024/07/17
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かつお節は多くの製造工程を経て完成します。
製造工程については、ご存じない方も多いでしょう。
そこで本記事では、かつお節の製造工程について紹介します。
▼かつお節の製造工程
かつお節の製造工程は、以下のとおりです。
①生切り
生かつおの頭を落として内臓を取り除き、水洗いして3枚におろします。
②籠立て
生切りしたかつおを、煮籠と呼ばれる金属の籠に並べます。
③煮熟
籠立てしたかつおを、60~90分煮熟します。
時間をかけて煮詰める理由は、肉を締めて生臭さをなくすためです。
④骨抜き
煮熟が終わったかつおを冷まし、水を張った水槽に入れて皮や皮下脂肪などを取り除きます。
骨抜きは手作業です。
産地によっては、水を使わない場合もあります。
⑤焙乾
燻しと熱で乾燥させるのが、焙乾です。
最初の焙乾のあとは、傷がついた部分の修繕を行います。
⑥間歇焙乾
修繕したものを再び焙乾します。
⑦削り
焙乾後に天日干しした荒節の表面を削って形を整えると、裸節が完成します。
⑧カビづけ
削りのあとにカビづけをしたものが枯節です。
形を整えた裸節を2~3日干した後、専用のカビを噴霧します。
温度や湿度が管理できる専用の室で貯蔵します。
⑨天日干し
カビが成長したら干して乾かし、表面のカビを払い落とします。
4回以上カビづけをしたものが本枯節です。
▼まとめ
かつお節は多くの製造工程を経て、安全の基準を満たしたものだけが出荷されます。
一つひとつの工程を丁寧に行うと、良質なかつお節ができあがります。
『匠創海』は、美味しいかつお節を通販で全国にお届けしております。
製法にこだわったかつお節をお探しでしたら、ぜひご利用ください。

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