一番だしと二番だしの違い

query_builder 2024/10/08
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だしには、大きく分けて一番だしと二番だしがあります。
それぞれ色・香り・味わいの3つの要素で違いが顕著に表れますが、どのような違いがあるかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、一番だしと二番だしの違いについて紹介します。
▼一番だしと二番だしの違いとは
■色の違い
一番だしは新鮮な昆布やかつお節から取る最初のだしで、黄金色や琥珀色のような澄んだ色合いが特徴です。
この色は昆布やかつお節の持つ自然な色素が溶け出して生まれるもので、料理に高級感を与えます。
一方、二番だしは一度使用した出し材料を再び煮出して取るため色が薄く、一番だしに比べ透明感が少ないです。
■香りの違い
一番だしは、ゆっくりと低温でだしを取ることにより、昆布やかつお節の繊細な香りが保たれます。
二番だしは、出し殻を再度火にかけて煮出すため香り成分が飛びやすいです。
結果として香りが弱まりますが、味に深みが出ます。
■味わいの違い
一番だしはその名の通り一番に取るだしで、上品で繊細な旨みが特徴です。
昆布やかつお節の旨み成分が豊富に溶け出し、味のバランスが取れており料理の主役を引き立てる役割を果たします。
対して二番だしは、一番だしで抽出された後の出し材料から強い旨みを引き出しますが、やや雑味が感じられます。
▼まとめ
一番だしと二番だしは、色・香り・味わいの3つの点で明確な違いがあります。
それぞれに特徴があるため、用途に応じて適しただしを選びましょう。
『匠創海』では、鰹本来の風味を味わっていただけるかつお節を販売していますので、ぜひお買い求めください。

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